パソコン処分前にきちんと保存データを無効化しておくのは今や常識ですね。方法は二つあります。専用のソフトウェアを使って、ハードディスクに残っているデータすべてを論理的に消去してしまうのが一つ。もう一つはハードディスクを破壊して物理的にデータの読み取りを不可能にしてしまうことです。

パソコンを廃棄したいのであればハードディスクをどうするかも考えておく

■どっちの方法がいい?
量販店などで下取り、買取りしてもらう場合、サービスの一環として量販店が専用ソフトウェアでデータを完全消去してくれることが多いようです。そうやってパソコンをきれいにしてまた市場に流通させるのです。しかし、パソコン廃棄の場合、ハードディスクを破壊して読み取れなくした方が安心という方も多いようです。

また、パソコンが起動できない状態になった場合も、ソフトウェアは使用できませんので破壊するしかありません。

出典■パソコン廃棄 http://www.pczero-web.com/

■ハードディスクって簡単に破壊できるもの?
パソコン本体からハードディスクドライブ(HDD)を取り出すのは難しいことではありません。ネジをはずすだけですから誰にでもできます。カッターナイフ、ドライバー、ペンチなどの工具を使ってハードディスクを傷つけ、読み取り不可能な状態にするのも簡単です。

ただ、粉々に割ってしまうのはなかなか骨が折れます。ドリルなどを使用する人もいるようです。誤って手を傷つけたり、破片が目に入ったりしないように、十分に気を付けてください。YouTubeなどに手順動画もアップされていますので、参考にしてみてください。

■HDDを目の前で破壊してくれる業者も
HDDをパンチして破壊する専用の機械もありますが、かなり高額で個人が気軽に購入できるものではありません。しかし、そういった機械を使ってHDD一台1000円弱くらいの値段で破壊してくれる業者さんがいます。破壊してもらったHDDは持ち帰りになります。パソコンを捨てることは法律で禁止されていますが、ばらばらにした部品は不燃ごみとして捨てることができます。

◆オークションでパソコン処分したいなら

パソコン処分の方法として、ネットオークションに出品することもできます。これだと自宅にいながらにしてお金も入ります。一石二鳥です。とはいえ安心してばかりもいられません。昨今は減少傾向にはありますが、ネット系のトラブルが少なくないからです。

■具体的なトラブル事例はあるか
ネットオークションでは、詐欺系のトラブルが絶えません。つまり商品を送ったのにお金が入金されない。逆に入金したのに商品が届かない!もちろんこれはパソコンに限ったことではないでしょう。一方で違法業者や裏組織系に落札されてしまうこともあります。

データ消去はできていますか。また出品時にカード番号や個人情報を抜かれることもあるようです。便利ではありますが、パソコンにパスワードが残っていると、知らない間にカードを使われてしまうことも稀ではないようです。これを目的にパソコンなどを買い漁る人たちもいたりします。

なお住所を知られてストーカー被害に遭う可能性も否めません。

■対処法はあるのか

オークションでパソコン処分したいなら

オークションへの出品に際しては、信頼できるサイトを選びましょう。もちろん事前にデータを消去しておきましょう。忘れがちなのが、クレジットカードの暗証番号です。面倒ですが、日頃からパスワードをパソコンに保存しない方が賢明です。とはいえネット系に関して100%の安全はありません。

利用するなら多少のリスクは覚悟しておきましょう。なおパソコン廃棄を考えているなら、欲を出してはいけません。物理的に破壊して廃棄物処理業者にお願いするのがベストです。

■どうするか
トラブルの多くは、ケアレスミスから生まれます。また変な欲を出すと、うしろめたさから泣き寝入りすることもあります。パソコンに限らず、処分する際には覚悟を決めましょう。お金はかかっても確実な処理をした方が、後悔はありません。

◆お金を出さないパソコン処分

パソコン廃棄をしたいのに、家電リサイクル法のせいでゴミとして捨てることができないからゴミを捨てるのにもお金がかかってしまうというような状況は利用者としては困りますね。しかし、工夫さえすればお金をかけずにパソコン処分をすることができるのです。

■買い取りや下取りに任せる
パソコン処分は、何も回収業者に依頼するだけがやり方ではありません。廃棄代や処分代も馬鹿にならないので、パソコンそのものや部品などを買い取り、下取りなどをしてもらうというやり方もできます。いわば、パソコンを移譲したりすることでお金を出さずに合法的にパソコン処分をすることができるのです。

リサイクルショップや家電量販店、あるいはオークションなどを使い個人的に売買するなどすればお金をかけずにパソコンの処分が可能になります。

■どのくらいの値段がつくのか
日本では、パソコンのバージョンアップが非常に頻度が高いので基本的に使っていたパソコンが不要になったころには既にかなり古い型になっていることが多くたいした値段になることは期待することはできないでしょう。つまり、殆どプラスは出ないということなんですね。

しかし、そもそも不要なパソコンを処分したかったのにお金がかかるのが嫌なわけですから、それが少ない額であってもむしろプラスになるのであればうれしいことではないでしょうか。

■まとめ

お金を出さないパソコン処分

下取りや買い取りでパソコン処分をしようとするのは、プラスの額を大きくするのではなく費用をかけずに処分をするということを目的にしましょう。型落ちのパソコンの買い取り値段なんてたかが知れていますからね。しかし、お金を出さずに済むならそれこそ1円の値段だって買い取りをしてくれるなら十分でしょう。